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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


わたしとの「お話し料金」は1時間1万円です!あなたはいくら?

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 みんなが「自分とお話しする料金」はいくらか、どこかに宣言できたらいいなと思う。
 たとえば、僕と「いっしょにランチをしてお話する料金」は時間1万円なので、僕に「欧米向けのネット販売のノウハウについて」のお話を聞きたければ、「1万円」かかるんだなと、誰もがわかるようになっていたらいいのにな、と思う。
 
 たまたま、10年以上前から欧米向けのネット販売をしてきて、さまざまな問題にぶちあたってきたので、そのノウハウは、今から始めようとする方には、お役に立つこともあるようだ。実際、いままで何回か講演をさせていただいたし、公的機関のヒアリングも何回か受けたし、個別に話を聞かせて欲しいという依頼も何度も受けた。

 もちろん、僕のノウハウが世間様のお役に立てることは願ってもないことなので、ある程度の人数がまとまった場合、積極的に出向いて行ってお話させていただこうと思っている。
 また、それが出版物や公的機関のサイトに掲載されて、多くの人の助けになるなら、見返りは何もいらない。
 あるいは、その依頼が業界の方のものである場合はまったく別だ。僕の方でも勉強になるし、何かご一緒にできたり、業界の発展に役に立つことであるかもしれないと考えて、逆に、お会いする機会を積極的に活用させていただこうとする。
   

 だけど、まったくご存じない方、上に書いたような脈略が感じられないような方から、お会いして話がしたいと言われることも多い。 
 そんなとき、とても困る。
 僕も暇にしているわけではないので(ラブの散歩もある)、そういうかたすべてに時間を割くことができない。
 僕のような一個人にせっかく「お会いしたい」と言ってくださっているのに、断るにも偉そうだし、受けるにも負担が大きすぎるのである。

 ずっと、そんなことを考えたいたのだが、いつも読んでいるJustinさんのブログの記事を読んで、なるほどと思ったのだ。
 記事によれば、ある時、Justinさんのブログを読んだ方から電話があり、「お昼をご一緒していただけませんか?あなたの正規のコンサルタント料金をお支払しますので」と言われた。Justinさんは当時、1時間あたり100ドル(約1万円)と決めていたので、「1時間あたり1万円です。それでよければどうぞ」と答え、その人と食事をし、1時間半おしゃべりをして、150ドル支払ってもらった。
 Justinさんのアドバイスで問題を解決した彼から、のちに感謝の意を伝えるメールが来た。そもそも彼は彼の顧客から200万円ほどの仕事を受けており、その一部、わずか1万5千円をJustinさんに支払うことで、その仕事がうまくいったのだそうだ。

 いまでも、Justinさんの自身の紹介ページには、自分のことを「コンサルタント」と述べていないし、時間いくらで相談にのりますというようなことは書かれていない。
 この話の肝は、こういうことだ。
 Justinさんは、まあ言えば、僕のような立場(実行者であると同時に、そのノウハウで誰かを助けたいと思っている)にいる人だけど、上の話の依頼者は、彼をランチに誘い出して話を聞くためには、「コンサルタント料金」を支払うべきだと考えたということだ。そして、それをのっけから、料金のネゴなしに、提案している。
 
 以前Carityというサイトを紹介したが、そこでは、さまざまな専門家を探して、相談にのってもらうためのアポがとれる。それぞれの専門家には、時間あたり、それも「分」あたりの料金が表示されているのだ。

人生最悪の負けゲームから学んだことを武器にして、10億人のユーザー獲得を目指す男 - ICHIROYAのブログ

 

 僕は欧米に住んだことがないので本当のところはわからないのだが、こういう話を聞くと、そこには「何かをよく知っている人に時間を割いてもらって話を聞く」ことは「お金で報いるのが当然である」という考え方があるように思える。
 しかも、その報酬は相手が普通に稼ぐ時間あたりの金額に比例する。
 つまり、その相手から一方的に話を聞こうと思えば、相手がその時間働いて得られる報酬と同程度の金額のお金を用意しなければならない、ということであり、極めて合理的な考え方だと思う。

 いまの日本では、そんな考え方は拝金主義の薄汚いものと思われてしまうかもしれない。
 だが、そういうことが普通になった時のメリットは、少し想像してみるだけでも大きい。
 相談を受ける方のメリットは言うまでもなく、僕らが何かに困って、相談したいとき、その人の話を聞けたら、何百、何十時間もの時間の節約になりそうなとき、もっと気軽に、聞きたい話を聞きたい人から聞いてみようかなと思うことができるようになるはずだ。
 妙な気遅れや、過剰な礼儀や、躊躇が不要となり、話がとても速くなる。
 
 と、そこまで考えて、ふと思った。
 
 「僕のお話料金は1時間1万円です」   
 
 って、僕にしたら、ボリ過ぎではないのか?
 時間1万円は、たぶん、月収200万円以上に相当する。
 まあ、しかし、キリが良いので、このままでいこう。
 要は、ココロイキですよ。
 お話の内容によって、大幅ディスカウントあります!ということで。


 あなたの「お話料金」のテーマは何ですか?
 で、それはおいくらですか?

photo by JAY MANTRI