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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


偽札がいっぱいの世界で生きるということ(全訳)

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 アレックスは偽の5ドル札、10ドル札を彼のコピーマシンでつくり、近所のデリで使っていた。 

「100ドル札なら偽札かもと疑ってチェックするけど、店のひとは10ドルなら気にしない」彼は私に言っていた。

 アレックスは印刷業を営んでいた。ポスターやパンフレット等の宣伝をつくっていた。彼は最高級のコピーマシンを持っていた。

 10人の従業員が彼のために働いていた。20年以上昔のことだ。私は彼のサーバーをセットアップしたのでみんなのメールが読めた。

 ある時、ひとりの従業員のデザイナーが女性スタッフにこんなメールを送っていた「今夜、君のstrawberry buttercupを味わうのが待てないよ」

 私は彼女に夢中だったのでそれを読んでひどく落胆したが、私の知るみんなにおじけづき、ハローというのも恥ずかしくなった。

 地元のデリでは、お釣りに5ドル札をくれようとしたら、それを押し戻して「細かいのでくれ」と言うようになった。

 アレックスは偽札を印刷する必要はなかった。彼のビジネスはうまくいっていた。

 なぜ彼がそうしたか、教えてあげよう。

 誰もが働きたくないからだ。
 
 誰もほんとうはポスターを印刷したりしたくはない。誰もあなたの前立腺を手術したくない。誰も会議室に座ってマーケティング保証指針について議論したくはない。

 それが、『なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?』というような本が売れる理由だ。しかし、もし著者のTimが「週ゼロ時間労働」としたら、誰も信じないだろう。

 人々が週4時間労働を望むのは、週40時間の残り36時間の囚人の状態からぬけ出て、探検者になりたいからだ。

 パッション(情熱)を燃やせ? 人生の目的? 温暖化とマラリアを止める?

 そんなものは知らない。
 
 そういうことを、疑っている。

 たくさんの人が自分に問いかけている。「どうやって自分のほんとうのパッション(熱中できるもの)を探せばいいのだろうか?」

 人々は考える。「人生の目標なしには、お金も幸せも手にすることはできない」

 
 はっきり言ってやろう。株の売り買いは、誰の人生の目的でもない。広告会社をつくることも。プレッツエルの大きな会社をつくることも。小さなデスクで働くことも。そういうことは、生きるための小さな一面にすぎない。

 たったひとつの目的は、あなたが楽しめることをすること。それを、あなたが好きな人たち、あなたをインスパイアしてくれる人たちと、できる限り一緒にすること。

 今日から、あなたが好きでない人たちと関わるのは減らして、あなたが好きな人たちとの関わりを増やそう。
 
 今日、何かを捨てよう。あんまり良いアイディアじゃなかったあれも、放り出せ。ほら、さっぱりするだろ?

 今日、あなたの限界を広げてくれる誰かに、ひとつメールを送ろう。心のそこから「ありがとう」と書こう。

 今日、あなたがいったん抱いたすべての夢を捨て去ろう。心配はいらない。その中のほんとうに大切なものは、また蘇ってくる。

 それだけだ。あなたはいつか世界を変えることができる。

 あなたの闇に満ちた部屋を明るくするためのただひとつの方法は、その窓を開いて陽の光をいれることだ。そして、ほこりを叩きだす。それこそが世界を良くするための最高の方法だ。

 今日、私のパッションは太陽がのぼる前の4:30に道の真中に横たわることだ。楽しい。車は来ない。鳥達がいちゃついてくる。川向うを走る列車の音がさざなみのように私を包む。

 「人生の目的」は、人がつくったフィクションだ。死の床にある人間が『彼は人生すべてをひとつのことを達成するために使った』などという看板を掲げたいと思うものか。

 それは偽りの社会の偽りの考えだ。

 そしてあなたがもしお金を「つくる」ときは、5ドル札は同じひとつの場所で使っちゃだめだ。さもないと、あなた以外の世界は、あなたを奴隷にしようとするだろう。
 

*Mediumの人気記事「Living The Counterfeit Life」の全訳です。なるべく丁寧に訳しましたが、ニュアンスがうまく伝わっているか、少し心配です。世の中が「偽札」で満ちていているという感覚はよくわかります。「偽札」とわかりながら、それをやりとりしなければ生きていけないのが人生であるとしたら、僕らはどうやって生きるべきか、筆者のJamesさんの答えもひとつですが、簡単に答えが出るものでもないなと思いました。
あなたはこの文章を読んで、どんな風に感じましたか?


*photo by Fortyseven