2013年は人類20万年の歴史の中で最高の年であった!
2013年もあと19日を残すのみとなった。
どんな年だっただろうか?良い年だったろうか?
それはもちろん人それぞれ。
日本で何が起きていようと、世界で何が起きていようと、身近に起きた事象に大きく左右される。
たまた見つけたこのページ(5 Reasons Why Was The Best Year In Human History)には、
2013年は人類の歴史で最高の年であった
と書いてあった。
個人的な事情はさておき、そう言われても、正直ピンとこない。
われらとおなじ新人類が生まれたのが20万年前と言われているので、20万回巡ってきた人類の歴史の中で、今年が最高だという。
やっぱり、ピンとこない。
ざっと読んでみると、理由はこういうことであった。
様々な観点からみて、世界は人間の尊厳、人間の生命・権利を尊重する方向で進歩きた。
それは、ここ数十年顕著になっており、その数十年の最後の年であるから、人類最高の年だと言えるのだ、と。
いやもちろん、その論法であれば、巨大隕石が落ちてくるなどという想像を絶することがなければ、来年はさらに良い年になるし、その先もまた然りということになってしまうのだが。
でも、いくら懐疑的な僕でも、そのページに例示されている「5つの理由」は、ほとんど既知のものであるとはいえ、あらためて納得できるものであった。
そうか、毎日ニュースに接していると、悪い話ばかり聞こえてくるので、ついつい人類の未来に悲観的になってしまうのだが、やっぱり、人類ってやつの底力は凄い。
つまり、孫のいち乃の時代は、今よりも良い世界になっているはずだ。
ちょっと、ホッとした。
さあ、もうちょっと、娘やいち乃や、若いひとたちのために、がんばろう。
*世界が良くなっていると言える5つの理由の要点だけピックアップして紹介すると・・(以下)
1.寿命が伸びた
世界の平均寿命:1950年 47年→2011年 70年
2.貧困からの脱出
一日あたり1.25ドルで生活する極貧層が世界人口に占める割合:1981年 40%→2010年 14%
その値は発展途上国では 1981年 63%→2010年 44%
3.戦争は稀になり、戦死者も減っている
10万人あたりの戦死者の数:300人(第二次世界大戦のころ)→30人(朝鮮戦争のころ)→10人強(ベトナム戦争の時代)→一桁(1970/80年代)→1人以下(現在)
4.殺人や凶悪犯罪は減少
世界で殺された人の数:2001年 557,000人→2008年 289,000人
5. 人種差別、性差別などの差別が減少
photo by Luz Adriana Villa A.