ICHIROYAのブログ

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「筋肉番付SASUKE」をビジネスにした「Tough Mudder」が大人気!(スクールカースト下層から世界を変える)




学校にはスクールカーストがあるという。
僕らの時代には、そんな言葉はなかったが、たしかに、クラスには、「特権階級」みたいな連中がいた。
スポーツができて、ジョークがうまく、オシャレで、誰からも愛される。
そいつたちの友達になれたら、どんなに、楽しいだろうな、と思いながらも、もちろん、そういう連中と仲良くなれることはなく、何か、自分の存在を確認するものを探して、彼らに背を向ける。

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しかし、社会に出てみると、その「特権階級」にいた連中が、みんな、そのまま社会の「特権階級」にいるってことはない。
もちろん、中には、頭が良く、押し出しもよく、ハンサムもしくは美人で、口も上手く、順調に出世しているものもいる。
だけど、「Change The World」、世界を変えるほどのインパクトのあることをした連中に、そういった「特権階級」出のものは少ない。
どちらかと言えば、中から底辺にいたものが、その劣等感や鬱屈したスピリットを爆発させて、大きな発明をしたり、起業したり、事業を大きくしたりしているのだ。

いつも周りからちやほやされてきた「特権階級」の連中など、クソ食らえだ。
「特権階級」を遠く怨嗟の眼差しで見つめていたものこそが、世界を変えるのだ。
ザッカーバーグ、万歳!


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オレ(なぜか今日は、オレ)もそのうち爆発してやるぜ!
もう、53だけど、今からが勝負だ。
あの時の怨嗟の念は、歳とともに簡単に薄れてなくなってしまうほど、軽いものじゃない。


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なぜ、今日、こんなにワイルドな口調なのかというと、こんなびっくりするビジネスを見つけたからだ。

Tough Mudder 

この会社は、イギリス特殊部隊によって考案された、10~12マイルの障害コースを突破するイベントを提供している。
上のYoutubeにあるような障害コースで、参加者は、その体力、精神力、勇気を極限まで試される。
参加者の約7割しかコースを完走できない。
また、障害のクリアには、ほかの参加者とのチームワークが必要なものもあり、頭も試される。
しかし、もちろん、軍隊の演習ではないので、泥まみれになって完走したゴールには、ビールと大笑いが待っている。
なので、サイトには、シリアス過ぎるかたは、お断り、との注意書きがある。


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このSASUKEのような、マゾヒスティックなイベントが大人気なのだ。
すでに7万人がこのイベントに参加しており、500万ドルを集めて、傷病軍人たちの基金へ寄付したという。
イベントは、世界各国で行われている

しかも、もちろん、このTough Mudderは、最近、起業されたビジネスである。
ざっと見たところでは、ビジネス規模などに関する言及はみつからないが、サイトから想像すると、かなりの規模になっているようにみえる。


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まあ、ともかく、オレは、この話をみつけて、いたく感動したのだ。
なんのことはない、どろんこ遊びを、意味のある、ワクワクするイベントに変え、それを世界中に売り出して、大成功しているのである。
起業のネタ、素晴らしくワクワク興奮することは、何も、最先端のネット、電子技術や医療技術の周りだけにあるものではない。
ワクワクのネタは、どこにでも転がっているのだ。
このTough Mudderだって、Sasukeをぼんやり見ていた僕、いや、オレが気づいて、ビジネス化することだって、可能性としては、ゼロではなかったはずなのだ。
あくまで、可能性の話ではあるが・・・


そういや、どこかに書いてあった。
起業とは、無用なものの中に有用なものをみつけ、不可能のなかに可能性をみつけることだと。


やったるで!
僕も、いや、オレも、やったるで!?


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