ICHIROYAのブログ

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ハモっているとき、心臓の鼓動も同期していることが、最新の研究で明らかに!



なぜ、歳をとると、無性に歌いたくなるのだろうか。
たぶん、合唱したい、ハモリたいと、強く強く思うのは、僕だけではあるまい。

中学校の頃、音楽の授業で、合唱の練習をし、それを舞台で歌ったときの快感が忘れられない。
あんまり気持ち良かったので、リハーサルのとき、先生に、「そのへん、声大きすぎ! バランスを考えて!」と叱られてしまったぐらいだ。

とにかく、50年以上生きてきて、あの快感を超える体験を挙げようとしても、多くは見当たらない。

なぜ、あれほどに、ハモルことが、快感なのか。
最近の研究で、その理由の一端が、明らかになった。

When Choirs Sing, Many Hearts Beat As One

スエーデンの研究者によると、コーラスを歌っているとき、最初にみんなの息が揃い、そして、驚くべきことに、心臓の鼓動も、同期するようになる、というのだ。
上の動画のなかに、最初はバラバラだった心臓の鼓動を表す線が、バラバラなものから、見事に一致する様子が捉えられている。

ハモッているときの、あの不思議な一体感は、耳から入ってくる旋律、和音のみではなかったのだ。
息が揃い、そして、直接、音楽のリズムとは関係のない、鼓動までが同期する。
僕らの存在そのものが、ひとつのリズムで結ばれる。
そして、あの至福の一体感が、生まれるのだった。

やっぱり、人間は、そしてとくに、教会で賛美歌を歌うこともなければ、ちょっとした集まりで、郷土の歌をうたったりする習慣のない僕ら日本人は、もっと、ハモルべきなのだ!
もっと、ハモル機会が多くなれば、日本人の一体感はさらに増すに違いない。

うん、そうだ!
わが社も、アカペラクラブをつくるのは諦めたが、毎朝、朝会で、一曲ハモルことにすればいいのだ。
今日の一曲をハモって一体感を高めてから、チームミーティングに入る!
これは、いい!

みんな、OKしてくれるかな?