あなたが成功者になれるかどうかは、体臭でわかる！
村上春樹氏の新作は、個性を『色』としてとらえて、それが物語のひとつの経糸になっていた。
もし、それを、『匂い』とすれば、比喩的な意味だけでなく、物理的な意味を持たせることができたはずだ。
どうやら、最近の研究によると、人間のパーソナリティは、『体臭』にも影響を与えているらしい。（参照元：Can You Smell Personality?)
こんな実験をしたという。
ある週末の3日間、男性30人、女性30人に、夜間に同じ白いTシャツを着てもらう。
その後、Tシャツを集めて、その匂いを、男女それぞれ100人に嗅いでもらって、
「外向性」「神経症的傾向」「支配的傾向」のそれぞれを、評価させる。
結果、その匂いによる評価は、非常に正確であったという。しかも、それは、行動をビデオで撮影して評価させた以前の研究より、さらに、正確であったらしい。
なんだか、眉唾に思えるが、ちゃんとした研究のようなので、実際にそういう結果が出たのであろう。
たしかに、僕などは、赤面したり、冷や汗をかくことが多いので、その冷や汗の匂いが、「外向性 ☓」「神経症的傾向 ◎」「支配的傾向 ｘ」という、情けない匂いを発している可能性はある。
ちなみに、このページで紹介されているある研究では、実は、『顔』から、その人の成功の度合いをある程度予測できる、という。アメリカの100の法律事務所での実験では、『顔』からの予測は、相当正確で、その予測は、文化圏にかかわらず、また、年齢にかかわらず有効であるらしい。
それを信じるとすれば、30年前のどこかの高校の卒業アルバムを持ってきて、何人かで成功の度合いを予測すれば、その結果は、ほぼ正確で、現実に合致するはずだ。
この話も、ある程度は、納得がいく。
だって、美男美女がそれだけで実社会でメリットをもっていることは間違いなく、また、信頼できそうな顔とか、不安そうな顔とか、凶暴そうな顔っていうのは、確かに存在するし、「◯才以降の顔は、自分の責任」と言ったところで、なおせないものはなおせない。
まあ、ともかく、恐ろしいことではある。
たとえば、女性たちは、パートナーを選ぶ時、「年収」や「身長」をチェックしているだけでなく、「顔」のつくりをまじまじと見て、「美男じゃないけど、将来、ボスになりそうかな、お金には不自由しそうにないかしら、いいパパになりそうかな」と、考えているのだ。
そして、さらに、本能的に、匂いを嗅いで、「こいつは将来大成功する匂いがする！」「あっ！こいつの匂いはダメだ！」とか、見抜いているのである。
まったく、なんだか！
週のはじめだというのに、もうちょっと、元気のでるネタはなかったのか。
ふん！
こんなことを書いておいて、自分が言うのもなんだが、『顔』も『体臭』も、人生の豊かさやとは、なんにも関係ないって！
あるはず、ないよ！
