ICHIROYAのブログ

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あなたの町に、日本初の「Little Free Library (小さな無料図書館)」を!

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from ali eminov


「Little Free Library (小さな無料図書館)」運動ってご存知だろうか?
写真のような郵便ポストのような小さな棚を庭先につくり、自分の好きな本、地域の人に読んでもらいたい本、近所の子供達に読んで欲しい本を入れておく。
ご近所のかたは自由にその本を借りて、読み終わったら返しておく。


それだけのことなんだけど、よく考えてみると、とっても素敵なアイディアだと思うのだ。
ご近所付き合いが薄くなってきたのは、世界中、どこでも同じようで、確かに、お隣さんとは、たまに立ち話をするけど、お互い、それ以上踏み込まない。
お隣さんが、どんなものが好きか、どんな本を読んでいて、どんな思想をもっているかなど、ほとんど知らない。
ネット上のお友達の嗜好はよく知っていても、だ。


ご近所に、こんなミニライブラリーがいくつかできたら、とっても楽しいに違いない。
休みの朝など、散歩がてら、ご近所のライブラリーを回って、面白そうな本を探す。
そして、ああ、この人は、こんな趣味があったんだ!とか、ええっ!あのおばさん、こんな難しい本読んでんの!などと、発見する。
もちろん、自分のミニライブラリーにも、最近読んだ面白かった本とか、話題の本に「ハズレかもしれませんよ、ふふふ」などとメモをつけて入れておく。
子供さんのいる家だと、子供用の本を入れておくと、子供の歓声を聞くことができるかもしれない。


この運動はアメリカから始まって、世界中に広がり、いまや世界で、4000~5000のミニライブラリーが設置されているそうだ。
アンドリュー・カーネギーがつくった2510のカーネギー図書館を越えるのが、最初の目標だったようだが、その運動は、それをはるかに超えて世界中で受け入れられている。


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現在のミニライブラリーの設置場所をGoogle Mapでみるとこんな感じ。
残念ながら、まだ、日本は空白。

あなたの町にも、いかがですか?
日本で最初の
「Little Free Library (小さな無料図書館)」を設置した町に名乗りをあげてみては?
もし、あなたの町がそうなったら、「健全なコミュニティの町、本好きな人の住む町、教育環境の良い町」として、町の価値もあがり、地価も上昇する余録があるかも!


Little Free Libraryのホームページ
Little Free LibraryのFacebookページ

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from litlnemo

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