ふたりのサッカーお母さんが世界を変えた！（素敵な起業物語）

ローラさんは、幼稚園の先生だった。
自作のフォンダン（シュガーペースト）を使って、子どもたちを教えていたが、色々と工夫を重ねるうちに、彼女のフォンダンは、色々な形の作りやすい、様々な色と味を持つものとなっていた。
そのフォンダンを使うと、まるでカラー粘土をこねて、人形でも作っている手軽さと華やかさで、ケーキをつくることができるのだ。
評判になったけど、ローラさんは、忙しかった。

息子をサッカーに連れて行き、グラウンドで見ているときに、ジュディさんと会った。
ジュディさんもサッカーママ、２００８年当時、彼女は看護婦さんだった。
ふたりは意気投合、ローラさんのフォンダンを売ることに、ジュディさんが力をかすことになった。

彼女たちの製品は、「Fondarific」 と名づけられ、ローラさんの裏庭3mｘ4m（10ftx14ft）のスペースで本格的に生産を開始された。
わずか1ヶ月後、コンテストで受賞。
2011年には3000㎡の敷地を買い、2012年にはスモールビジネスパーソンズ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

彼女たちの「Fondarific」は、お菓子の世界、ケーキデコレーションの世界に大きな変革をもたらしたようだ。
インターネットで世界中に販売されており、今日も、世界各地の結婚式のウェディングケーキを、茶目っ気たっぷりに飾っている。

起業のネタ、ビジネスのコアは、ネットの中や、本や雑誌のなかを調べたら見つかるというものではないのだ。
きっと、ローラさんのように、普段やっていること、それをもっと楽しく、便利にって考えぬくこと、色々とやってみること、そこにこそ、素晴らしいビジネスのヒントが眠っている。

で、ほら、あなたも、ローラさんみたいな、サッカーママでしょう？
異業種交流会なんて行かなくても、いつも行ってるグランドに、最適なビジネスパートナーだっているです！

さあ、世界があなたを待ってます！
お母さん！