ICHIROYAのブログ

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アメリカで「たい焼き」店を開業しよう!

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今井俊博先生が「アメリカで小豆のおいしさを広げたい」と言っておられた。
小豆のおいしさが受け入れられれば、アメリカ人の高脂質・高カロリーな食生活がかなり改善されるのではないか、と。

1週間ほどしかアメリカに滞在したことはないけれど、アメリカのひとたちの不健康な食生活にはびっくりした。
たしかに、ケーキ類の何割かの消費が、小豆などを使った和菓子に置き換われば、肥満などの問題は、いくぶん改善されると思われる。

ニューヨークのど真ん中に、高級和菓子店ができたり、たい焼きの店が全米で何百店もできればわくわくするではないか!
僕も、古い着物をアメリカに大量に送ってきたが、着物を送っている場合ではない。
これからは、きっと、たい焼きだ!

ちょっと検索してみたら、エアロスミスのメンバーもたい焼きが大好きで、たい焼きをめぐって、あわや解散かという騒動も起きている。

なんだ、アメリカ人もたい焼きが好きなんじゃないか!

と、思ったら、きのう、アメリカ在住のRieさんが、すでに、たい焼きもありますよ、と教えてくれた。
どうやら、アジア人向けのスーパーなどでは、たまに、たい焼きが売られたりしているようなのだ。
おおっ!と思って、さらに調べてみた。


あった、あった!
カリフォルニア、サンマテオという町に、こんなかわいいたい焼き店がオープンしていた。
Sweet  Breamsといい、ミニサイズのたい焼きを、6個で3.25ドル、12個で5.50ドルで販売している。
具は、小豆のほかに、バニラ、チョコレート、ヌテラ(ヘーゼルナッツ入りチョコレートスプレッド)があるらしい。

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by El Scra

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by jencu


サンフランシスコ在住のshina_pooh_at_sfoさんのブログによると、評判がよく、お客様も頻繁に入ってくるという。

ところが、このたい焼き店、2008年7月ごろにオープンしたのだが、去年、2012年12月にクローズしてしまっている。
残念だ。

やっぱり、小豆はアメリカ人には受け入れられないのか。
いや、4年も店が続いたことは、受け入れられる証拠であり、やりかたによっては、爆発的に広がる可能性がある・・・のか。

簡単ではないことはわかった。
でも、魅力的な夢、チャレンジのしがいのある目標であることは間違いない。

100年の歴史をもつ、
ケーキやスナック類よりよっぽど健康的で、
縁起もよい、
日本の伝統菓子「たい焼き」で、
アメリカ人の食生活を変えてみせるのだ!?