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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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ついに、人類は、薄毛の完全な治療法に辿り着いた!



週刊ダイヤモンドの最先端医療の特集記事を読んでいて、髪をつくる器官「毛包」を体外で培養し移植することによる毛髪再生治療が、数年内で現実化しそうなことを知った。

さすがに、この手の話題が、僕の心を激しく揺さぶることは、もうないが、25才ぐらいのときであれば、感動もひとしおだったであろう。

で、興味半分で調べたら、(あっ、あくまで、興味本位ですから、変な邪推はしないでね)、2012年というのは、ほかにも、毛髪再生に関する画期的な進展があったようだ。

*毛髪培養ブログ 毛髪再生医療の開発動向2012年まとめ


男性型脱毛症の原因が、D2とPGD2というタンパク質の性であることが突き止められた!これによって、画期的な治療法が発明されるかもしれない。
 
前立腺癌の新しい治療剤が、男性ホルモンを阻害して男性型脱毛症にも効くことがわかり、FDAから承認もされた!この薬がどれほどの効果があるかわかるのは、これからだ!

そして、なんと、なんと!
「部分的毛包移植法」という画期的な移植法が、現実的な治療法となった!
そいつは、HST法というのだが、何が画期的かというと、こういうことだ。

毛髪を移植するためには、毛髪をつくる器官「毛包」をもとあるところから切り取って、治療部位にもってくる必要がある。
従来、そのために、毛髪のある皮膚を切り取って移したら、その部分の皮膚には、毛がなくなってしまう。
悲しいかな、毛の総量は変わらないのだ。

しかし、その方法も進化して、現在一般的なのは、FUE法といって、皮膚を切り取るのではなく、毛とそれの元にある毛包だけをえぐり取り、それを移植先の穴に植える方法だ。
これだと、手術の跡は小さなものだし、毛髪の密度が濃い部分から取り出して移し替えれば、少ないダメージで効果が得られる。
しかし、もちろん、悲しいかな、毛の総量は変わらない。

が、HST法はさらに凄い。
HST法のやりかたは、FUE法に似ているのだが、「毛包」を全部取らずに、部分的に取り出して、移植する。
「部分的に」というのがミソで、部分的でも、移植先で毛は定着するし、移植元も、残った「毛包」が再生されて、また毛が生えてくるというのだ。
かつ、取り出した「毛包」を特殊な保存液においてから移植するために、その有効移植率が従来の方法より飛躍的に高いという。
つまり、この方法だと、毛の総量が、増えるのだ!


ついに、人類は、薄毛の完全な治療法に辿り着いたのである!

が、このHST法、その技術が広く公開されているようではなく、ちょっとお高いらしい。
治療してくれるのは、ここのHASCIのクリニックだけだ。
ロンドン、アムステルダムやアジアではジャカルタにある。

お高いっていくらなんだよ、って気になったのでそのサイトを仔細に見ると、ちゃんと値段がのっていた。

アムステルダムでの料金の例。

50 grafts  =  570 ユーロ ( 68,250円 )

1000-1200 grafts =  6950 ユーロ ( 832240円)
1600-1800 grafts =  9400 ユーロ ( 1,125,640円)
1800以上 1graft あたり = 2.5 ユーロ (299円)

 

*graft=移植片 1~4本の毛髪が含まれる。平均2.5本



計算してみよう。

人間の毛髪って、10万本ぐらいあるそうだ。
もし、前部、3分の1が失われて、それを移植でカバーしようとしたら、3万本は欲しい。


ちょっと待て、密度は大丈夫なのか。
HASCIでは、30-35graftsの移植ができ、最大50gfaftsまでは可能とのことだ。本数に直すと、80本/c㎡から、最大110本/c㎡までとなる。
成人の髪の密度は、130本/c㎡から200本/c㎡程度らしいので、最大密度で移植すれば、問題はない。

よし、計算再開。

3万本欲しい。30,000÷2.5=40,000 で12,000graftいる。
1,800graftで、
1,125,640円。
残るは、10,200graftだから 10,200x2.5ユーロ=25,500ユーロ( 3,052,661円)
しめて、 3,052,661円+1,125,640円

4,178,301円  

おおっ!
400万は、たしかにお高いが、悩みの深さを考えると、それくらい稼いで払う!というひとも多かろうと思える。

知らぬ間に、ついに、
ハゲの悩みも、カネで解決する時代になっていた! 


写真は、アフリカに住む、ハダカネズミという変わったネズミ。
普通のネズミの寿命は3年なのに、このネズミは30年も生き、死ぬまで繁殖できる。
しかも、癌にならない。
このネズミのDNAの塩基配列も2011年に完全解読されている。
老化や癌のメカニズムの研究がさらにすすむと期待されている

 

まあ、ほんとうのところ、髪はともかく、再生医療が進んで、様々な難病に苦しむかたが、ひとりでも多く救われる日が早く来て欲しいものだ。
ハダカネズミくん、いろいろと教えてくれよ!

 

PS HASCIについては、僕の情報は、ネットで調べたに過ぎません。推薦しているわけではありませんので、利用されようと検討されるかたは、ご自分でお調べください。