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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


「世界中のホームレスに靴磨きの職を!」ほか Buzzbnkに見る世界を変える素敵なプロジェクト

 

カタカナ英語は、あんまり使いたくないのだけど、「クラウドファンディング」ってご存知だろうか?
そう、インターネットなどで、資金の提供や協力などを募る、行うことで、最近は、東北の復興支援などでも脚光を浴びた。

イギリスの「Buzzbnk」というクラウドファンディングのサイトが面白い。
この クラウドファウンディングは、「 A Whole New Way To Go Good 」(良きことのためのまったく新しい道)とうたい、世界に「Positive Change」(ポジティブな変化)をもたらすものに限って、プロジェクトと資金を募集している。
2011年にはじめて、31プロジェクト、4400万円の資金を集めたという。 
いま募集中のプロジェクトのなかから、ちょっと気になったものをご紹介。

 



その名も「Bonk of Pants」。インドの農家と契約して綿花をつくり、環境にやさしい方法でパンツ(下着のパンツ!)にして販売する。フェアートレードのようなイメージ。なぜパンツなんだよ、ってことだけど、パンツなら誰でも買う必要があるし、ファッションの志向に左右されない。
ここに投資すると、現金リターンが3%! なおかつ、残りの7.2%はそのパンツが買えるクーポンでもらえる。
いまどき、3%は凄い!
 この事業はすでに7年間継続しており、15%の利益を出しているという。
(投資型 目標 100,000ポンド 達成 54,870ポンド  残り13日)

( * そう書いてあるだけで、僕は、保証しませんよ。あしからず )
 



このプロジェクトも心に沁みる。「City Shine」は、ホームレスに靴磨きの職を提供しようとという試み。靴磨きの技術や接客を学んでもらって、街の靴磨きとして、働いてもらう。
この種の試みとしては、有名な「ビッグイシュー」があるが、これもイギリス発祥である。
こういった試みが、またイギリスから生まれることに、イギリスという国の底力を見る。
このプロジェクトがうまく立ち上がり、世界中に広がって欲しいものだ。

 (寄付 目標 5,000ポンド 達成 1,020ポンド  残り13日)


  

The Big Sleepover」は、なんとも素敵なことをしている。「Sleepover」とは、いわゆる「お泊り」のことで、地域の子どもたちに、楽しい「お泊り体験」を提供しているのである。そういえば、子供のころ、親戚の家に泊めてもらうとか、友達の家に泊めてもらったりすることは、このうえなくワクワクする体験だった。
しかし、家庭の事情で、そんなワクワクのお泊りの体験を得られない子供たちもたくさんいる。その子たちを一晩預かって、いろいろな楽しいプログラムで過ごしてもらうこと、そして、親たちにも、少しの息抜きを提供するのが、この The Big Sleeper だ。
このプロジェクトは多くのひとの胸に響いたらしく、すでに、目標を達成している。

(寄付 目標 3,000ポンド 達成 3,272ポンド  残り78日)
 


クラウドファンディングをあまりご存知ないかたに、もう少し説明。

一般のひとから集めたお金は、事業の資金になるわけだが、そのリターンは、その事業が提供する物品やサービスだったり、分配金などの金銭だったり、また、リターンのない寄付だったりする。
と くに金銭の分配がある場合、どこの国でも厳しい法規制があるのだが、アメリカでは今年の春、JBOS法というものが可決されて、「だれでも年間1万ドルま で、あるいは年収が10万ドル未満の場合は純所得の10%まで、株式を公開していない企業への投資が行える」ことになり、クラウドファンディングの本格的 な幕開けが来たと言われている。

日本でも、CAMPFIRE(クリエィティブ系に強い), READYFOR?(チャリティー系に強い), AQUASH(金銭のリターンがある投資型)などが、さっそくクラウドファウンでィングをおこなっている。
上記の2サイトは見ているだけでも楽しいプロジェクトが多数掲載されて、協力を募集している。

日本でもやがて、法規制が緩和されて、投資型のクラウドファウンディングがさらに活発になると思われる。
現在メインの上記のふたつのサイトでは、成立時に、手数料(1割~2割)を得るビジネスモデルのようだ。
ビジネスとしては、まだまだのようだが、今後に期待したい。