ICHIROYAのブログ

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うちのラブの三つの謎の行動 (日本チャンピオン犬の霊感)


ラブの気持ちが知りたいといつも思っている。

 このアホ面の、ちっちゃな脳みそで、いったい何を考えているのか。
ラブを慎重に観察したり、犬についての本を読んだりして、おおよそ、彼女がどんな精神状態にいるのかは、わかっているつもりである。
しかし、やはり、どうしても説明のつかない行動もある。

たとえば、お風呂のお湯を飲みたがる。
ラブは誰かがお風呂に入ると、自分もついて入りたがる。
入れないと、廊下で寝そべって出てくるまで待っているのだ。
一般的にラブは水遊びが好きだから、不思議ではないんだけど、彼女は泳げないので、たっぷりとお湯をはった湯船に入るのは、あんまり好きではない。
ただ、お風呂に一緒に入って、タイルの上の水や、湯船のお湯、僕が手ですくってやったお湯を飲むのが大好きなのだ。
飲み水の鉢にいっぱい水をはっていても、また、そこから水を飲んだあとでも、かまわずについてきて、大量のお湯を飲む。
たらふく飲んだあとは、リビングに行って、ゲップをする。
で、そんな日は、夜中にもう一度、トイレに出してやらないと、寝室の床を水浸しにしてしまうのだ。
そのため、お風呂に入れないようにしていたのだが、最近、膀胱炎になり、大量の水を飲ませたほうが良い、と先生に言われた。
でも、犬に無理に大量の水を飲ませることはできないので、点滴ですな、と。



しかし、先生、うちのラブは、別格です。
ほら、日本チャンピオンなんです。
飲めと言えば、いくらでも、飲みますよ、と。

また、散歩では、ラブを連れて、ご近所を歩きまわって、数キロ四方の道は、通ったことがないほどなのだが、ラブがなぜかひどく怖がるところがある。
なんの変哲もない、大きなお家の石垣の側溝そばである。
そこへは、何があっても行かない。
あるときは、その側溝そばから逃れようとして、車に向かって飛び出そうとした。
首が千切れるかと思うほどの力で、僕も尻餅をつき、冷や汗をかいた。
以来、ラブはその道へは、絶対に行こうとしない。

そして、最近、一番不思議に思っているのは、散歩の途中、ある場所で、必ず座りこむ ことだ。
大きな公園へ行く途中。
行くときは何もなく通過。
帰り道、必ず、そこで立ち止まり、先へは行かないとダダをこねる。
で、座り込んで、 直進の先のトンネルと、左折の先にある民家の方と、ときには、今来た道を振り返って、じっと見つめている。
とくに鼻をひくひく動かして何かを嗅いでいる風でもない。
左折しても、直進しても、家には帰れるが、左折すれば来たときの道、直進すれば、トンネルのあと、もうひとつ小さな公園を通り抜ける、かなり遠回りの道である。
疲れて休みたいのかとも思うけど、ほかの道を散歩するとき、途中で休憩なんかしない。
不思議で仕方がないので、僕も座り込んで、同じ位置から、ラブが見つめるほうを見つめてみる。
夕方の散歩で、 あたりはすでに暗い。
直進の先には、古いトンネルの灯りが小さく見えて、なんだかちょっと不気味な気もする。 
車の光が雑木林や街路樹を照らしたり、小さな灯りが揺れているかと思うと、自転車がやってきたり・・
10分ほどそうして、じっと見つめたあと、促したら、やっとラブは立ち上がり、左折するのか、直進するのか、自分で道を決めて歩き出す。
直進するほうが多いけど、左折すると言ってきかないときもある。
あんまり不思議なので、昨日は、ついに、ネットで、富田林の交通事故マップというのをネットで探して、見た。

そんな行動をした僕も、意味不明で不思議ではある。 


さて、フェイスブックの僕のページのテーマの写真に、このラブを写真を使っている。最近、やっと、おひとり、おなじく茶色のラブラドールを飼っておられる高校時代の同窓生が、突っ込んでくれた。

ありがとうございます!
あなたのようなひとを、僕は、もう数ヶ月待っていたんです!
そう、うちのラブは、警察犬協会認定の、日本チャンピオンなんです!
それも、1970年度、42年前の! 

 
僕だって、伊達に古着屋をやっているわけじゃないんだ。