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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


古民家再生宿チェーンをセカイに売り出すのだ!

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photo by mujitra


全国の空き家が気になる。
すでに空き家は全国で800万戸、空き家率は13.1%だという。
しかも、今後も空き家は、増えること確実で、30年後には空き家率は43%に達するという。 ( 参照元はこちら )
お隣は、空き家、一軒置いて、また空き家、という未来がすぐそこまできているのだ。


僕は、常々、空き家、とくに、古民家を、日本の原風景を体験できる宿にして、世界から観光客を呼べば良いのに、と思っている(過去の記事:カジノ反対!日本の原風景を世界に売り出そう! )

 

それは、実現までには、かなりの労力と時間がかかることのように思っていたのだが、いま、調べてみると、案外、そういった試みが、実際に行われており、告知次第で、急速に伸びる可能性もあるかもしれない、と思い始めた。

じつは、この記事:カジノ反対!日本の原風景を世界に売り出そう! も、英語にして、海外のお客様に配信したのだが、多くの賛同の返信を、世界中からいただいた。
たしかに、海外の方も、日本の田舎の普通の生活に、大きな魅力を感じておられるのだ。

たとえば、江戸時代に建てられたかやぶき屋根の古民家「傳次郎(でんじろう)」さんは2007年開業。茨城県の山合にあり、虫取り、野菜収穫など農村での生活や自然を体験できる。一日一組10名までの宿泊ということだが、すでに2012年の予約はとれない状況だという。海外からのお客様も多く、オーストラリアとアメリカから、ボランティアスタッフもやってくるらしい。
「傳次郎(でんじろう)」さんのサイトには英語のページもあり、海外からのお客様も多数訪れられることを物語っている。
「傳次郎(でんじろう)」さんのサイトには英語のページもあり
また、山形県にあるタガヤマ村という施設は、大きな敷地に建つ、明治後期築の母屋と蔵などを、まるごと借り切れる。20名まで宿泊できるので、グループ旅行、合宿やコスプレ撮影会からテレビの撮影などに、大人気ということである。
トイレも水洗で、洋式も和式もあるということなので、現在、とくに海外に向けて宣伝はしておられないようだけど、海外のかたにも大いに楽しんでいただけそうである。
しかも、ここの「人形の間」という座敷には、座敷わらしがいるらしく、多数の目撃談がある。
たしかに、ダイコーフンの宿ではないか。

南は沖縄にも、こんな施設がある。沖縄本島の北、伊是名島(いぜなじま)にある古民家の宿「がーぺーちん」である。

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古民家の宿「がーぺーちん」のサイトはこちらにあるが、All Aboutの旅館のページに、詳細な体験レポートが掲載されている。

それを読むと、どうやら、この宿は、島の暮らしを味わうためには、最高の施設のようだ。
古民家を都会の人間にも便利なようにリフォームされているのだが、島のほかの家のように鍵はない。看板もなく、家は、完全に集落に溶け込んでいる。
縁側に座っていると、手押し車を押す近所のオバアが挨拶してくれて、歩いて10分のところに、南国のサンセットを味わえるビーチもある。
また、 近所のおじぃに、縁側で島歌を歌ってもらうこともできる。
夕食は、近所のあんまー(お母さん)たちが地元の家庭料理を作りにきてくれる。
観光地をめまぐるしく訪ねる旅ではなく、伊是名島という小さな島の生活に溶け込んで、その風物をのんびりと味わう体験ができそうなのだ。

こんな宿なら、外国人だって、泊まりたいに違いない。


こういった施設は、まだまだ国内にありそうである。
が、たぶん、「傳次郎(でんじろう)」さんのように、外国人のお客様を積極的に受け入れておられるところは、まだ、少数ではないかと思う。
地域のひとたち、とくに農村部のひとたちは、言葉の壁や習慣の違いなどで、二の足を踏まれているのではないか、と想像する。
が、トイレなど最低限の設備を整えたら、それ以外の不便さは、コミュニケーションの難しさも含め、かえって楽しみになるのは間違いない。
 
古民家を宿にリフォームして、地域の人々が、ありのままの姿で、宿泊客に食事などのサービス、農業体験などを提供する。
それが理想だろうけど、少なくないリフォームの資金を調達し、地域のコミュニティのなかで、そういったサービスの仕組みと合意をつくりだし、継続的に利益を出しながら運営する ことは、かなり労力のかかることだろう。
ホテルや小売のチェーン店をつくるように簡単にはいかない。

しかし、このままでは、せっかくの古民家の宿・サービスが、てんでバラバラの点となって埋没してしまい、その魅力を充分に訴求できないような気がする。
難しいことではあろうが、 ある程度の統一のフォーマットのもとに、そういった古民家宿を全国の田舎につくり、一体となって、告知宣伝を行い、国内・海外からたくさんの集客をはかる、というのが理想だと思うのだ。

ついつい、空想が膨らんでしまった。
きっと、神様の椅子・アーロンチェアに座っているせいだ。


ぶつぶつ。
とんだ空想話に付きあわせてしまって、ごめんなさい。