ICHIROYAのブログ

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ICHIROYAを悩ます領土問題!

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ウチが入っている事務所は、18室の部屋のある3階建てのビルだ。
ウチで、そのうちの5室を借りている。
1階の3室は病院になっている。


さて、大家さんは、おおむね、1室あたり、1駐車場を割り当ててくださっている。
それで、ウチは、5つの駐車スペースがあることになっている。
5つのうち、3つのスペースは、普段から会社の車や自分の車を停めていて、残りふたつを来客用にしている。


さて、ササクレ立つのは、その駐車スペースを巡る攻防である。


たかが、駐車スペースなのに、「ここはワシのもんや!違法駐車は許さへんで!」という雰囲気を醸し出さないと、いつの間にか、知らない車が停められている、という事態に陥ってしまうのだ。


もちろん、「ICHIROYA」というプレートを、大家さんが貼ってくれてはいるのだ。
しかし、世の中には、カンケーネ~というひとが大勢いるようなのだ。


僕としては、店子同士、まったく知らない顔ってわけじゃないし、お互いさまで、余分に必要な時は、一声かけて、融通し合ったらいいのに、と思う。
ところが、ここに7,8年居るが、ほかの店子さんから、「駐車場、ちょっと、貸してね」って言われたことがないのだ。


もちろん、ほかの店子さんが、無断で、自分の来客や身内の車を、僕の駐車場に停めていたことは、何度もある。
やむなく、ほかの車で塞いで出れなくしたり、「駐車するな!」って紙をフロントガラスに挟んだり、相手がわかる場合は、直接抗議したりした。
また、話が微妙なことに、1Fの病院へ来る高齢の患者さんが多く、診察時間には、患者さんを送ってくる車、患者さん本人さんの車で混雑し、病院で確保している駐車場の台数よりはるかに多いのである。
しかも、整形外科なので、松葉杖をついていたり、車椅子だったりするひとも多い。


たかだか、駐車場のことだし、来客が重ならない限り、さほど困るものではないのだ。
でも、「死守するぜ!なんか文句あっか!」っていう態度を示さないでいると、空いている駐車スペースは、いつも誰かの車で埋まってしまい、来客にも対応できないうえに、そのひとたちの駐車スペースのための賃貸料を、僕の会社が肩代わりすることになってしまうのだ。


まったく、ササクレ立つではないか!
僕のような、聖人かとも噂される、弱者には優しく、強者には完全と歯向かっていく僕が、「ここは俺のスペースだ!」などと、身体の悪いご老人などにも、宣言しないといけないのだ。


領土問題は、ほんとうに、アタマが痛い。
まったく、ササクレだつぜ!


( 写真は、目付き鋭い鷹の絵の名古屋帯 狙うはうちの駐車場?