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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


遊びに来なよ、富田林へ! (PL花火大会情報)

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年に一回だけ、ここ「富田林」は、大人気となる。

ちなみに、「とんだばやし」と読む。
大阪府の南東の端にあり、近鉄南大阪線が都心・天王寺と結ぶ。

太平記の時代、楠木正成が山城を築き、戦国時代につくられた寺内町には、いまも古い街並みが残る。

かつて、ここ南河内は、綿花の一大産地であり、寺内町にも大きな綿問屋があった。
綿の栽培は途絶えたけれど、それは、「河内木綿」として名前を残している。

こんなに素敵な町なのに、みんなが注目してくれるのは、年に1回、8月1日のPLの花火大会の日だけである。

PLの花火大会は、その規模、美しさにおいて、世界一である。
えっへん!
その根拠は知らないけれど、僕ら河内のおっさん、おばはんは、固く信じている。
だから、マンションや一戸建てのセールストークに、「ベランダからPLの花火が見えます!」という文言が入っており、たしかに、ベランダからPL花火が見えるかどうかで、家の値段も20~30%は異なってしまうのである(?)。

この地に住んで25年近くになり、ほぼ毎年、PLの花火大会を見ているけれど、フィナーレの「超大型スターマイン」では、あたりいったいが、まるで昼間のように明るくなり、心が揺さぶられる。
たしかに、死ぬ前に、一度は、見る価値がある。

しかし、とにかく、普段、世間からないもののように思われている富田林だ。
年に1回だけ、日本中の人が集まってくるので、我ら住民にとっても大変なことになってしまう。
スーパーでは、「PL花火大会のご準備はお済みですか?」というポップが飾られ、お客様用のお布団とか、クーラーボックスの大売出し。
1週間以上前から、当日用の看板が立てられ(「ここで露天を禁ず」とか「一方通行」とか)、古墳や公園の小高い場所は、場所取りのビニールシートで覆われる。
当日は、あっちこっちの道が通行止めとなり、付近の道は車の列で大渋滞、狭い駅のホームからはひとが溢れ落ちんばかり。
とにかく渋滞がひどく、車で来るなら、昼ごろに来て、翌朝早く帰るぐらいの覚悟が必要である。

さて、どこで見るのが一番いいのか。
じつは20数回見ていても、いまだ、結論はない。
花火はPLのゴルフ場で打ち上げられるらしく、PL教団の教団員なら、そこに入ることができる。
聞いた話では、ちょうど、真上に花火が打ち上がり、凄い迫力、ということである。

ゴルフ場以外では、結局のところ、どこからも見えるわけだけど、どこにいても、近くの建物に視野を遮られて、全貌を見ることは難しい。
また、いつも思うことは、風向きである。
よく見える場所に陣取ったと思っても、運悪く風下だと、煙が手前に流れてきて、花火が隠れてしまうのである。
わざわざ見に出かける、どこで見ようかと迷っている、なら、風向きの予測なども参考にされたら良いかと思う。(風向き予測はこちら

ところで、これだけたくさんの人が富田林を訪れるのに、富田林のおみやげの定番がない。
定番のおみやげをつくれば、大儲け間違いなしである。
スタッフと検討し、富田林名物の「海老芋」から、「エビイモちゃん」っていうキャラクターをつくって、団扇やキーホルダー、光モノをつくろう、と結論は出ている。
いいアイディアだ!
ちょっと地味がもしれないが!
しかし、毎年、気づいたときには、生産のほうが間に合わない。
来年こそ、きっと、デビューさせて、大儲けしてやる!

今年も、そんな悔しい思いで、溢れかえる人々と、車と、煙の向こうの花火を眺めることになるのだろうか。

PLの花火は、明日、8月1日、7時55分から。
最寄り駅:近鉄南大阪線 富田林駅

( 写真は 有松鳴海絞り浴衣 花火みたいな柄でしょ!