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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


スタッフの誕生日にこんなプレゼントはいかが?

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15年ぐらい前、仕事以外に、なにか素敵なことがしたいと思って、立ち上げたサイトがある。

まだ、「深イイ話」っていう言葉はなかったけど、「深イイ話」、つまり、心に沁みる、市井のひとのいい話を集めたサイトをつくろうと思った。

わざわざドメインをとって、仕事の合間をぬって、文章を書き、こつこつとアップしていった。

もちろん、会社の仕事が忙しく、昼間に避ける時間は、ほとんどない。

また、ジャーナリストとしての訓練もまったく受けていないので、取材して記事にするノウハウもまったくない。

当然の成り行きで、ネットでの情報収集が主な材料集めの手段となった。
ブログが普及するのは2002年ごろで、当時は、まだブログはなく、ホームページから探すのだが、「いい話」を、検索で見つけるのは難しかった。
ただ、海外の英語サイトでは、「Heartwarming story(心暖まる話)」と検索すれば、そういった話を集めたサイトは簡単に見つけることができ、そういったサイトから、気に入った話を紹介していた。

意気込みだけは、たしかに相当のもので、このサイトに人生を賭けるといわんばかりの熱の入れようだった。

そのサイトが発展する可能性はほとんどない、と今、冷静に考えればわかる。
投稿フォームもつけて、いい話を募集して、などとも考えていたのだが、応募は一件もなく、30話ほどアップした時点で、さっそくコンテンツ集めの壁に直面した。

しかし、社会にまったく黙殺されたわけでなく、ちょっとしたリアクションがあった。


ある有名バラエティ番組のリサーチ担当のスタッフから、掲載の話を番組に取り上げて良いか、と連絡があったのだ。

やったぜ! 
僕のやってきたことは、間違いじゃなかった!

僕は完全に舞い上がった。

が、2,3回、メールのやりとりをしたあと、連絡は途絶えた。
理由を直接訊いたわけじゃないけど、たぶん、ネットで既出の話ばかりじゃないか、採用したい話があるんなら、直接、ソースに当たれよ、ってことだったんだと思う。
当然だ。

そして、僕は、舞い上がった分よりも、はるか下まで落ち込んだ。
しばらくして、僕はそのサイトを閉鎖した。


「普通のひとが、普通に成し遂げた、胸に沁みる話」を集めたサイトっていうのは、いまでもいいと思うんだけど、話を集めるのが難しい。
また、表現をうまくしないと、宗教色がでたり、説教っぽくなってしまう。
お笑い芸人たちのいい話ぐらいが、ちょうどいいのかもしれない。

ところで、その素材を探していた時に、「こころのチキンスープ」というアメリカ版の深イイ話を集めた本に出会った。相当のベストセラーらしく、日本語の翻訳版も何冊もでている。

こころのチキンスープ〈7〉―夢中になれるものありますか?

こころのチキンスープ〈7〉―夢中になれるものありますか?

  • 作者: ジャックキャンフィールド,マイーダロジャーソン,ティムクラウス,マーク・ビクターハンセン,マーティンラッテ,Jack Canfield,Maida Rogerson,Tim Clauss,Mark Victor Hansen,Martin Rutte,酒井洋子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本
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これの日本版を、ネットか本かは別にして、つくりたいな、と思っていたのだ。

たまたま、いま、この本を思い出して、ネットで検索していたら、この本から、ひとつの話を紹介されているブログに行き着いた。

小野塚輝の『感動の仕入』!日記 ~~~ BOOK~思わず泣ける話…「追憶」(「こころのチキンスープ」)

 

ついつい、読んでしまい、不覚にも、泣いてしまった。(恥ずかしいけどホントだ)

*泣きたい気分、感動したい気分なら、ぜひ、読んでみてください。
 ちなみに、「こころのチキンスープ」には、こんな話が満載です。

さて、この記事を読んで、ちょっといいことを思いついた。

うちには、スタッフが現在13人いる。
みんなそれぞれ、得意なところ、素敵なところを持っている。
なるべく、みんなのそんなところを見たい、知りたいと思ってはいるが、僕には目の届かないところで、頼りにされていたり、好かれたりしていることも多いはずだ。
また、そのことに、みんな、相手に感謝していても、それを口に出して言うチャンスは少ない。

そこで、それぞれの誕生日の日。
朝会時に、小さな紙を全員に配る。
そして、その紙に、その日、誕生日のスタッフの良いところを、なんでもいいから書いてもらう。
そして、それを1枚の紙に貼って、そのスタッフにプレゼントするのである。
その紙には、みんながそれぞれ思う、そのひとの素敵なところが、たくさん書いてある、ということになる。
もちろん、一部はコピーをとって、ぼくの永久保存版とする。


どうかな。
いま調べたら、直近のスタッフの誕生日は、8月10日だ。
素敵な試みと思うけど、いまは、アタマが過熱気味なので、すこし落ち着いてから、もう一度、考えてみよう。


*もし、実行したら、また、ここで報告します!
   なぜそんなことを? とか いいプランかも? と思ったら、ぜひ、上に紹介したブログのページを読んでみてください。

 

( 写真は 龍村平蔵製 ペルシャ狩猟文 袋帯 おお、君にもいいとこたっぷりあるよ! )