ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


普通のひとが豊かなサラリーマン生活をおくるための10の方法

f:id:yumejitsugen1:20120510050540j:plain

鍾馗様のドンパ

失敗ばかりの人生であるが、ひとつの会社に19年勤めて喪失感とともにリタイアしたサラリーマン生活も、できることなら一からやり直したい。

神様がやり直してみよ、とおっしゃってくれたら、社長になってみせようではないか!
でも、神様に、そんな勇気はあるまい。
なので、深い後悔の念とともに、ここに、サラリーマンとして豊かな人生を送るための方法を公開しようではないか!

最初に断っておくが、あなたが、幻冬舎、見城徹氏、サイバーエージェント藤田晋氏などのようなスーパーマンであれば、下記の文は読む価値がない。

僕のようなだめだめの普通人間のための、こうすればよかった、ああすればよかったという、ちょっと情けない僕の後悔集である。



1.入社一日目からこの会社が墓場と覚悟を決めよ

ほかに会社はなく、会社で生き抜く以外に、逃げ道はない。
10人中10人がブラックと言う会社に入ってしまったのでない限り、転職や仕事以外の夢は捨てよ。
会社人生は長いレースだが、入社の号砲が鳴ったら、すぐに全速力で走りだせ。

2,サラリーマンのプロフェッショナルを目指せ

会社には、アマチュアのサラリーマンと、プロフェッショナルのサラリーマンがいる。
アマチュアのサラリーマンにその意識はなく、プロフェッショナルのサラリーマンには、その違いが見えている。

3,ゴルフをマスターせよ

休みの日まで、ゴルフで上司と付き合うのは嫌だ、などというのは、アマチュアサラリーマンの言い草。
ゴルフをしなければ、お付き合いをしなくて良い、と考えるのは間違い。
ゴルフはマスターしたうえで、お付き合いをしたり、お断りしたり、するのが、プロフェッショナル。

4,クラブ活動やおなじ大学卒業者の会などは積極的に参加せよ。チャンスがあれば、幹事をかってでよ

社内に、自部署以外の人脈を築け。
自部署の上司ともめてしまったとき、社内にあなたのことをよく知って、引っ張ってくれる人がいれば、よい保険になる。
人事異動で、行きたい部署に行けるチャンスも、実はそういったことから広がってくる。

5,人事異動は、神様・社長様ではなく、現場の部長・課長が引っ張り合ったり、押し付けあったりして決まる、ということを肝に命じよ。

行きたい部署があるなら、それを神様に祈っても、社長に祈っても無駄である。
行きたい部署の部・課長にアピールする方法を考えよ。
アピールしなければ、お鉢はいつまで待っても回ってこない。

6,自分の信念は捨てよ

「信念をもっている男」と「融通のきかない頑固者」は紙一重である。
佐藤浩市のマークX のCMに自分を重ねるのはやめよ。
会社が、上司が、あなたに望んでいることは、まちがっても、「信念をもって」反論したりせず、即座に、120%のチカラで実行せよ。
そして、その戦略が失敗であれば、なるべく早く、失敗してみせよ。

7,上司の視野で勉強せよ

あなたの部署の課題、目標達成は、ちょっとした視点の変更や、ことなる考え方を導入することで、達成できる場合もある。
いざというとき、そういった助言ができるように、勉強、勉強、また勉強である。
SNSのことなどは、上司より100歩進むのは簡単だ!

8,ちょっと無理そうなことを、やると宣言して、死に物狂いでやってみせよ

成長するためには、紙の上の勉強でなく、実践である。
自分には少し無理目の目標を立て、それを周囲に宣言してしまおう。
宣言してしまったら、逃げ道がないので、死ぬ気でやる。
なんとかかんとか、その目標が達成できたら、あなたは一回り大きくなっている。
で、そうなったら、また、もっと無理目の目標を宣言しよう。

9,自分にプラスとなる夜の付き合いをせよ

毎晩、毎晩、飲みに行って、同じ仲間と愚痴をこぼしあうような酒席は、理由をつけて断る。
チカラのある上司、お取引先の社長さんなど、自分を超えるものをもっている人との酒席は、自分からお願いしてもいく。

10,家族との深いコミュニケーションはあきらめよ

プロフェッショナルのサラリーマンで、かつ、家族との充実したコミュニケーションを築くのは至難の技である。
まあ、はっきり言ってしまえば、無理である。
だが、プロなら、躊躇せず、どんなことでも会社を優先せよ。
そのときは必ず、家族と波風がたつ。
しかし、あなたがプロフェッショナルとして成功したころ、子供たちも大きくなり、嫁も子供たちも、あなたの経済的・社会的成功が、家をかえりみれなかったこととのバーターの上に成り立っていることを理解してくれるようになろう。

11、見極めをつけよ

プロフェッショナルサラリーマンとして出世することだけが幸せではない。
趣味に生きたり、友人や家族のために尽くす人生もまた、素晴らしい。
不幸なのは、プロフェッショナルになりきれず、仕事も家も中途半端。もしくは、会社のためにすべて尽くしてきたのに、会社が、あんたは要らないと言い出す場合だ。
プロフェッショナルのサラリーマンとして、すべてを捧げて生きたとしても、会社人生は運にも大きく左右される。
なるべく早くに、見極めをつけて、階段を降り、会社を辞めぬまでも、別の生き方に切り替えることもまた、必要になるかもしれない。


ああ、だめだ。
書いているとあまりに身につまされるので、いつものおふざけがまったくできなかった。
でも、「◯◯◯の10の方法」っていう記事を一度書いてみたかったので、リリースします!
あ、11個になっていました。